HOTEL THE MITSUI KYOTO滞在記

  • URLをコピーしました!

6月にホテル ザ ミツイ キョウト(HOTEL THE MITSUI KYOTO)に宿泊しました。

京都の二条城の前にあるマリオットグループではカテゴリー7(2021年8月にカテゴリー8に変更)のホテルです。

目次

ホテル ザ ミツイ キョウト(HOTEL THE MITSUI KYOTO)

三井財閥である三井家ゆかりの地に250年以上にわたって存在した三井総領家の邸宅。
その跡地に建つラグジュアリーホテル。

梶井宮門を通ってホテル敷地へ

300年の歴史を持つ立派な門。ホテル建設にあたって、一旦解体して福井県に運び有名な宮大工さん達が修復してこの場所に移築したそうです。全部で1,000ピースにもなったという手間暇かけられたホテルの顔です。
ついつい、この門だけでどれだけの費用がかかったんだろう?と気になってしまいます。

玄関

獅子おどし?

門をくぐるとすぐ左手に玄関が見えます。門の前で、すぐにポーターの方が駆け寄り荷物はその後お部屋に届けてくれました。セレブになった気分。

入口にある焼き物のオブジェ

奥に中庭が見えます

広々とした玄関から中庭の新緑がまず目に入ります。

そのまま進んでいきソファ席でチェックインの手続きをしました。

中庭を囲むように4階建ての客室が見えます。京都らしい低層の作りです。
こちらでチェックインをします
暑い日だったので、冷たい飲みものが嬉しい

客室(プレミアルーム)

今回はデラックスルームからプレミアルームのアップグレードでした。マリオットのプラチナステイタスになったのでスイートを期待していましたが客室の改装工事が入っていて稼働部屋数が少ないとの事で1ランクのみアップグレードです。今回はポイント泊なので、あまり大きな顔で主張はできません。

シティビュー(民家ビュー)だったので眺望は・・・。二条城ビューのお部屋は大通りに面しているため、音がうるさいそうです。リクエストするならガーデン(中庭)ビューがおすすめです。
注)改装工事は二条城側の部屋がうるさいため2重窓にする工事との情報を入手。工事後は騒音は軽減されているかもしれません。

左がミニバー・奥に座るスペース
BOSEのスピーカーが据付られてます
ミニバー
ダブルボウルの洗面
グラスは焼き物です
石造りのバスタブと奥にはバスピロー
バスソルトとへちまがありました
バスローブはフカフカ
スタイリッシュなシャワー
バスアメニティ
ヘアブラシ・歯ブラシなど
トイレはシンプル

お部屋はゆったりしていて、照明が落ち着いたトーンです。スリッパやバスローブ、タオルは全てフカフカで手触りが良く後で見たら全部今治のものを使っているみたいです。バスローブとスリッパのままで地下にあるSPAに行っても良いという事でラグジュアリーホテルなのに温泉旅館のようです。

ミニバーにはネスプレッソ・TWGの紅茶・柳桜園茶舗のほうじ茶と緑茶が置いてありました。ウェルカム和菓子とお茶を頂いてホッコリ。

1つ1つの調度品やアメニティがこだわって選ばれていて、自分の生活にも取り入れたい考え方だなと思いました。こういう気づきがあるから少し背伸びしてでも高級なホテルに滞在する機会を作りたいと思います。

フィットネスジム

ゆっくりした後はフィットネスへGO!ホテルの地下1階にあります。

それほど広いスペースではありませんが、トレーニング機材は最新で使いやすかったです。ランニングマシンは走ると前から風が出るようになっていて、涼しい。スマホのワイヤレス充電もついています。台の上に置いておけば充電満タン!他にタオル・ティッシュ・おしぼり・お水は冷たいのと常温・アルコールスプレーと全て揃っています。そして棚には間接照明まで(要る?笑)。コロナ禍では利用時間1時間まで、23時までと制限があります。

ひと汗かいたら次はSPAへ!

サーマルスプリングSPA

フィットネスジムからSPAへの通路は宇宙空間みたいなデザインです。このB1F通路のデザイナーと1Fのデザイナーは別の人なのですが、偶然よく似たデザインになったそうです。

地下1階の通路は宇宙
1階の通路は伏見稲荷をインスパイア

話を戻して、SPAは外国の方でも気軽に入れるようになのか、水着着用で入る温泉です。1,000mも掘り下げて温泉を掘り出したそうです。コロナ中なのでSPA内はマスクも着用です。これはちょっとイケてない。水着を持っていかなくても湯浴み着を無料で貸してくれます。内部は写真撮影禁止で、スタッフの人がずっと見てるので写真はありません。公式ホームページでご確認下さい。<https://www.hotelthemitsui.com/ja/kyoto/thermal_springs-spa/>

中には水着で座れるソファ席や小さいけどミストサウナがあります。ジャグジースペースは低温エリア・高温エリアがあり、まぁまぁな強さで腰や足が気持ち良かったです。ここでもフカフカなタオルとガウンが使い放題です。シャワーエリアで体を洗うためにヘチマのボディスポンジが提供されていました。普通のホテルだとゴシゴシタオルかスポンジだと思うので、こんな所にもこだわりがあります。ヘアブラシもペラペラの簡易的なものでなくちゃんとしたブラシでした。

手前がヘチマのスポンジ
パウダールームのアメニティ

エクスペリエンス

エクスペリエンスという無料と有料のプログラムが用意されています。私は無料のものだけ参加しました。

ウェルネス呼吸法で迎える爽やかな朝

中庭に建てられた四季の間で行われます。

中庭を挟んで四季の間が見えます。
メイン棟とは別の宮大工さんの会社が建てたそうです。

中に入るとヒノキの良い香りに包まれます。中の襖絵は有名な方が四季を描いたものです。この絵はルームカードにも使われていました。

ゆったりと新鮮な空気をたっぷり吸い込んで、新緑を楽しみました。

アンバサダーと巡るHOTEL THE MITSUI KYOTOアートツアー

ホテルの歴史やこだわり、アーティストの作品などの想いを解説してくれます。今回の宿泊記に書いている情報もツアーで聞いた事を散りばめています。ひとつひとつに意味があり、ホテルのこだわりぶりが良くわかります。何度も言いますが一体このホテルを建てるのにいくらかかるのか 笑。

ホテルの玄関は最寄駅から少し回り込んだところにあって、良くお客様からお叱りを受けるそうです。それも三井家の歴史を残すためであったり、大通りに玄関を作らない京都の風習だったりと全てに理由があります。

hotel the mitsui Kyoto

朝食

朝ごはんはSPGのプラチナステイタスの特典につけてもらいました。「FORNI」が朝食会場になります。

晴れていて、気候も良かったので外のテラス席にしました。

アメリカンブレックファーストにしました。6,100円/人(税・サービス込み)
写真以外にはコーヒーor紅茶がついてます。スムージーは何度もお代わりを聞いてくれました。

ベリーのスムージー
ヨーグルトとデザート
サラダ
ミルクパンとマフィン
薪窯クロワッサン
西京味噌と柚子のエッグベネディクト

薪窯のクロワッサンはサクサクふわふわですごく美味しい。
お味噌と柚子が入ったエッグベネディクトは新感覚でした。卵の黄身がめちゃめちゃオレンジ色で濃厚です。
写真に撮り忘れましたが、テーブルにはジャムと蜂蜜が置いてあり、和歌山産でどれも材料がシンプルで良いものを使っています。

世界遺産・二条城

朝食後はすぐ目の前にある二条城へ散策に行きました。非常事態宣言の真っ只中のため人はまばらです。

6月は紫陽花の季節なので一番奥まったところにある紫陽花庭園へ。約3,000本の紫陽花が植えられているそうです。

見頃は6月中旬ごろからだそうです。今年は暑い日が続いているので、かなり咲いている印象でした。お城は現在修復工事をしていました。今回はどこも工事に出会うな。。。

感想

緊急事態宣言下のためホテルを楽しむ事をメインにしたのですが、大正解でした。
Hotel the Mitsui kyotoは海外から来たセレブ達がリラックスして滞在しているイメージが勝手に浮かびます。歴史を大切にしつつ、とにかく一つ一つのこだわりがすごい。スタッフのホスピタリティは指先にまで感じられるほど徹底されています。全てに妥協を許さないしつらえが本物を知り尽くしたお金持ちから支持されない訳がないと思いました。こんな状況下だからこそ、泊まれた事に感謝です。今回はSPGのポイント泊でお金を全く使わない滞在でしたが、次回は成功した自分と一緒に帰ってきたいと思わせてくれるホテルでした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

安定した会社員を辞めて、アラフィフにして結婚。
初めて暮らす土地で0から起業。
自由で豊かな人生を目指してチャレンジ中!
お得でラグジュアリーな旅行が大好き。
リアルな体験を綴っています。

目次